緑内障と年齢

緑内障と年齢

今回は、年代別の失明原因を比較してみます。

 

20代以下 @網膜色素変性症 A視神経萎縮 B網脈絡膜萎縮
30代 @網膜色素変性症 A糖尿病性網膜症 B網脈絡膜萎縮
40代 @網膜色素変性症 A糖尿病性網膜症 B視神経萎縮
50代 @糖尿病性網膜症 A網膜色素変性症 B緑内障
60代 @糖尿病性網膜症 A緑内障 B網膜色素変性症
70代 @緑内障 A糖尿病性網膜症 B視神経萎縮
80代 @緑内障 A黄斑変性症 B脈絡膜萎縮
90代 @緑内障 A黄斑変性症 B白内障

 

(以上、若生里奈ほか:日本における視覚障害の原因と現状.日眼会誌118:495-501.2014より)

 

以上の結果をまとめてみると・・・

 

●50〜60代になると糖尿病性網膜症

 

糖尿病をお持ちの方は、この年代になると網膜症が発症して視力が低下してくる可能性が大きくなります。

 

より定期的な眼底検査が必要です。

 

 

●70代以降は緑内障

 

日本人に多い正常眼圧緑内障は、10年以上にわたりゆっくり進行してくることがあります。

 

それまでに早期発見して見つけておく必要があります。40歳を過ぎれば要注意すべき病気です。

 

 

 

●80代以上になると黄斑変性症 

 

緑内障と同様、早期発見が重要です。

 

高齢化社会が進みますますこの病気が増えてくる可能性があります。

 

60歳以上から要注意です。

 

 

 

●90代は白内障も失明原因

 

白内障は手術で治すことができます。

 

しかし90歳代になると認知症や寝たきりで手術ができなくなることがあります。

 

高齢者で失明しないためには、元気なうちに白内障手術も検討する必要があります。

 

自宅で改善できる緑内障



今や40歳以上の20人に1人は「緑内障」です。

いつも電車で見かけるあの人も。
会社で一緒に仕事しているあの人も。
久しぶりに会った友人のあの人も。
誰もがなりうる病気が「緑内障」です。


実は緑内障なのに知らないで過ごしている人よりも、
緑内障と診断され病気と向き合っているあなただから出来ることがあります。



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